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事件

川内実次を逮捕、てんかんの発作が原因-宮崎7人死傷暴走事故

2015年11月17日

宮崎市で先月 28 日、自動車が歩道を暴走し、7 人が死傷した事故で、宮崎県警は 16 日、運転していた鹿児島県日置市東市来町の 73 歳の男を自動車運転処罰法違反( 危険運転致死傷 )の容疑で逮捕したと発表した。

自動車運転処罰法違反( 危険運転致死傷 )の容疑で逮捕されたのは、日置市東市来町の川内実次容疑者( 73 )。

宮崎県警によると、川内容疑者は先月 28 日 14 時 50 分頃、宮崎市橘通東 4 丁目で軽自動車を運転中、てんかんの発作の影響で意識障害の状態となり、歩道に乗り上げて約 700m 直進。歩行者を次々とはね、女性 2 人を死亡させたうえ、男女 4 人に重軽傷を負わせた疑いが持たれている。

軽自動車は歩道を直進した後、宮崎駅前の交差点で横転して停車した。川内容疑者は事故後、外傷性くも膜下出血で入院し治療していた。

県警の調べに対し、川内容疑者は「 事故は私がてんかんの発作を起こしたため 」と供述しており容疑を認めているという。事故で重傷を負い入院していたが、県警は回復したと判断した為、逮捕に踏み切った。

県警は川内容疑者の家族から事情聴取を行い、道路沿いの防犯カメラの映像も分析するなどして、事故当時、軽自動車を運転していた事実を裏付けた。さらに数年前にてんかんと診断されており、投薬治療中の今年 2 月に免許更新をしていたことが判明。

てんかんは薬で発作を抑えることができ、適切な治療を受ければ運転に支障はない為、県警は投薬内容や服用状況などを詳しく調べる方針。

また、川内容疑者は認知症の治療も受けていたが、県警は「 今回の事故は認知症が影響したとは判断していない 」との見解を示している。

また県警によると、川内容疑者は事故当日の朝、家族の気づかないうちに自宅を出たが、熊本県内に立ち寄った後に宮崎市に来ていたことも判明。近所の住民によると、川内容疑者の家族は持病などを理由に、遠方まで車で出かけないようにしたり、同乗するようにしたりしていたという。

この逮捕を受け、てんかんの患者や家族で作る「 日本てんかん協会 」は、「 仮に病気が原因だったという結論になったとしても、患者の多くは適切な医療を受けていれば、車の運転も含めて社会生活に支障はない。今回のケースをほかの患者のケースと混同しないよう、冷静な対応をお願いしたい 」とコメントを出した。

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